ホーム > 製品情報 > アルミ缶(缶胴・缶蓋)

クリーンで高品質、効率の良いアルミ缶づくり。

クリーンで高品質のアルミ缶を効率良く製造するため、アルテミラ製缶ではISO9001品質マネジメントシステム及びISO14001環境マネジメントシステムの認証を取得しています。さらに、ISO22000食品安全マネジメントシステムを導入し、飲料容器メーカーとして積極的に取り組んでいます。

アルミ缶胴(ボディ)

2ピース缶とは、缶の胴体部分と底が一体型で、これに蓋を加えた二つのパーツからなるアルミ缶のことをいいます。
2ピース缶の胴体はD&I(Drawing & Ironing:絞り・しごき)加工によって製造され、スチール缶に比べて軽量化されています。
缶胴と缶底が一体成形でつなぎ目がないため、中の飲料の漏れ防止に優れています。
一口メモ
アルミニウムはボーキサイトという鉱物を製錬したアルミナを電気分解して作られます。1t のアルミニウムを作るのに約4t のボーキサイトが必要です
製缶技術

アルミ缶蓋(エンド)

缶蓋(エンド)の品質は缶全体の品質を大きく左右します。
シェルプレスという設備でアルミ板から連続的に多数個の缶蓋の本体となるエンドシェルを成形し、コンバージョンプレスという設備で缶蓋の飲み口加工を行います。
また、タブ(取っ手)も同じプレスの中で加工され、缶蓋に取り付けられます。そして、内外面の厳密な検査を行い、梱包・出荷されます。
一口メモ
缶蓋の大きさは「204」や「206」と呼ばれますが、これは米国の呼称にならったもので、缶蓋の直径が2と4/16インチや、2と6/16インチであることを示しています。
製缶技術

エンボス缶

エンボス缶は缶胴の側壁部に凹凸模様を加工した缶です。ショーケースに並べた時のアイキャッチ性向上と、缶を持った時にフィット感を向上させる効果があります。 エンボスデザインは、印刷とは無関係に幾何学模様を加工するほか、印刷デザインと位置を合せて加工することも可能です。
一口メモ
缶蓋と、缶胴は、充填先に別々に納品され、飲料を充填後、" 二重巻締" をして封をしています。
" 二重巻締" とは、缶蓋と缶胴の端部を抱き合わせるように巻き込み、缶蓋の外周部に塗布されている樹脂の介在によって缶容器に密封性を持たせる方法です。
缶蓋と缶胴を二枚に重ねて巻き締めるため、" 二重巻締" と呼び、断面は" なると" のようになっています。